0 
0 皆様こんにちは！アニオタです。本日は、2022年10月より放送された、IMAGO/エイベックス・ピクチャーズ制作の「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」のレビューをいたします！
ネタバレもあります！最後までぜひ読んでいってください！
「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」のあらすじ
近未来の新潟県三条市。昔からもの作りが盛んなこの地は「ものづくり特区」となり、様々な先進技術が市内のあちこちに導入されている。市内にある「湯々（ゆーゆー）女子高等専門学校（通称『湯専（ゆうせん）』」は最先端のものづくりを学べる場として海外からも生徒が集まるエリート校。結愛 せるふは幼馴染みの須理出 未来（ぷりん）と共に「湯専」の入試を受けるがぷりんだけが合格しせるふは不合格、滑り止めとして受けていた普通科高校「潟々（がたがた）女子高等学校（通称『潟女（がたじょ』）」に入学する。ある日の通学中、せるふは不注意から街灯に衝突し自転車が壊れて困っていたところを、通りかかった上級生に修理してもらう。彼女はDIY部の部長矢差暮 礼だった。DIY部は部員が礼ひとりになり廃部の危機にあった。ぷりんと遊ぶベンチを作りたいせるふは、DIY部の部室を覗き、そのまま入部する。
徐々に部員も増えたDIY部は秘密基地(ツリーハウスの部室)作りに挑戦する。だが材料として集めた廃材がゴミとして処分されるというトラブルが発生。計画がとん挫しそうになったが、ぷりんが一般家庭から古い家具や廃材を提供してもらうことを提案し、DIY部にも入部。材料が揃い、ツリーハウスは完成する。ぷりんはせるふと遊ぶブランコを設計し、二人で制作。DIYの楽しさを実感する。
Wikipediaより引用
新潟県三条市について
「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」の舞台になっている新潟県三条市といえば、燕市と並んで金属加工で有名な都市です。興味のない方は全く知らない情報かもしれませんが、自分はキャンプ道具がステンレスの製品が多いこともあって知っていたのですよ・・・ふふふ・・・。以前「スローループ」をご紹介したときにも話しておりましたキャンプ製品を取り扱っている「スノーピーク」も新潟県三条市に本社があります。「鹿番長」とよく呼ばれているキャンプ製品メーカー、「キャプテンスタッグ」も、もともとはパール金属株式会社という三条市にある金属加工会社から生まれたブランドですしね！
加工工場がたくさんあり、品質はとても高く、日本国内外からも高い評価を得ています。日本屈指のものづくりの都市、三条市は、自由な発想でDIYを楽しむせるふたちが住むにはピッタリな場所ですね！メタ的発言になってしまいますが、スタッフの皆さん、場所選びナイスです！三条市の観光協会ホームページにも、舞台になった具体的な場所・お店などが紹介されているのでぜひ一度見てみてください！
「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」の感想
下手でも大丈夫！助け合えばいい！楽しむ心が大事！
主人公のせるふはひょんなことからDIY部に入部することになるのですが、結構な不器用具合でいつも擦り傷を作っていて毎日保健室にお世話になっています。最初に部長に会ってDIYの体験をさせてもらったときも、ねじが曲がっていたり板が歪んでいたり、少しいびつな仕上がりになってしまいましたが、部長には「むしろ味があって悪くない」と言われ、その後も入部してから他の部員とも制作を進めていく中でDIYの良さを知っていきます。
9話で一度、自分の不器用さに不安を感じているようでしたが、隣の家に住んでいるぷりんの言葉に、できないことは助け合えばいいということに気づきます。
自分も物を作ったり絵を描くことが好きですので、少しDIYって正確性がすごく求められてハードルが高い気がしていたのですが、「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」を見て考えが変わりました！そうか、売るわけじゃないし、自分で使うものだからきっちりしすぎなくてもいいのか。これって私生活のいろいろなことに通じていて、例えば周りの目を気にして「部屋はいつでもきれいにしなきゃいけない」、「身なりはいつでもきっちりしていなければならない」と凝り固まった考えになりやすいと思います。できる人はできるでいいと思うのですが、キャパシティの問題で何でもかんでも完璧にこなすのは難しい方もいます。でも、周りは関係ない、自分だけの時間・空間で無理に完璧にすることは無いんですね！むしろそれで心も身体も疲れちゃう人もいますもんね。
さらに今作では、ツリーハウス完成という同じ目標を持った「仲間」がいる。自分ができないことは得意な仲間がいたらその仲間に任せていい。そして自分の得意なことを全力でやって助け合えばいい。日々のグループワークにも役立ちそうな考え方を再確認させられました。
ぷりんの満を持しての入部が熱い！
ぷりんははじめにDIYについて卑下するような発言をしてしまったことから後ろめたさがあり、ジョブ子を通してこっそりとDIY部の手助けをしていました。視聴している間、ぷりんいつ入部するんだ・・・！！！って気持ちで終盤までそわそわしちゃいました・・・！
古今東西、こういう、明らかに仲間になるのになかなか仲間にならないキャラクターって、仲間になるまでの過程を見ているときはそわそわもやもやしてしまいますが、いざ仲間になると胸が熱くなってしまいますね・・・！なんでしょう、様子を見ていただけのせるふとも仲直り（？）できてよかった・・・！
DIY部に入ってからのぷりん、ツンデレのツンがほとんどなくなっててくすっと笑ってしまいました！勉強も完璧にできるぷりんだから、せるふの独創的な発想とかに少し嫉妬しているところもあったのかな。何でもできる方って、何かに突出した人に憧れを持つことが多い気がします。十分魅力的なのに。
ツンデレってキャラクターとしてはとてもかわいらしいですが、実生活だとコミュニケーションの妨げになりがちですよね！素直になろう！笑
1番好きなキャラクターは「結愛 せるふ」
一番好きなキャラクターは「結愛 せるふ」です！名前がもうDIYの申し子です！マイペースで、誰とでも素直に接することができるのは素敵なことですよね。マイペースさのせいでぷりんとはもめてましたが笑
作中でぷりんも言っておりましたが、彼女は発想力が素晴らしいですよね、一日であんなに細かい絵を描いて来られるんですから。寝ずに何かをやるというのは、その行為事態が本当に好きじゃないとできませんし、さらに集中力もないといけないと思います。せるふの時折見せる発想力や集中力にぷりんも憧れてたんじゃないかな。せるふのことを陰で支えてくれる親友が、一緒の目標に向かうことができる仲間たちができたのは、偶然じゃなくて彼女の人柄によるものと思います。こういう性格の人のほうが社会に出て意外と大物になったり・・・。
・・・なんか真剣めな話になってしまいましたが、目じりが下がって笑っている表情、めちゃくちゃかわいくないですか？笑
こういうのほほんとしたキャラクターが単純に好きです！自分がせっかち気味だからかな・・・なんかせかせかしなくてもいいんだよって言ってくれてる気がしちゃいます（錯覚です）。ストーリーがすっきり終わってしまったので2期・・・あったらいいけど・・・なくても、これからもぷりんと仲良く過ごしていってほしいなと親戚のおじちゃんおばちゃん目線で思います。
「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」はこんな人におすすめ！
- ものづくりが好きな方
- 部活ものの作品をお探しの方
- なんとなく日々の生活で疲れている方
・・・最後のは完全に主観ですが、ほんわかしたお話なので癒しが欲しいときに見ると良いのではないかなと思います！
作中でDIYしているものの説明もアニメーションで説明があって、自分でも作れそうかも！と感じさせてくれました！
さいごに
ご一読いただきありがとうございました！
今後も様々な作品のレビューをしてまいりますので、次回もよろしくお願いいたします！
今回紹介した「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」は、以下から視聴可能ですので、ぜひ皆様も一度ご覧ください！
