ゆるゆる勇者の日常譚!「えんどろ~!」レビュー

皆様こんにちは!アニオタです。本日は2019年に放送されました、 い〜あ〜るぴ〜!原作の「えんどろ~!」のレビューをいたします!

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皆様こんにちは!アニオタです。本日は2019年に放送されました、 い〜あ〜るぴ〜!原作の「えんどろ~!」のレビューをいたします!

ネタバレもあります!最後までぜひ読んでいってください!

「えんどろ~!」のあらすじ

剣と魔法の大陸ナラル島には、人々とモンスターが共存して暮らしている。しかし、そこに恐ろしい魔王がいた。大昔に初代勇者によって魔王は倒されたが、その後も何度でも魔王は蘇り、それを倒そうとする勇者もまた現れる。

勇者に選ばれた少女・ユーリア・シャルデットことユーシャは、聖者のセイラ、戦士のファイ、魔法使いのメイの3人と共に、魔王を退治するための旅に出た末、遂に魔王と対峙。圧倒的な力を持つ魔王の前に追い詰められるが、ユーシャの判断で4人のカルタードの力を合わせた禁断の大魔法を発動。強大な力の前に魔王は時限の彼方へ消え去り、ユーシャたち4人の冒険は終わりを告げる。

目を覚ましたユーシャは、冒険者学校に通う生徒でセイラ、ファイ、メイと一緒に同じクラスで学んでいた。そこへ幼女のような新任教師・マオが赴任する。 実は禁断の大魔法を使った際、ユーシャのミスで魔法は失敗して暴走、時間が巻き戻り、魔王は記憶を保持したまま本来の幼い姿となって、過去の世界に転送されてしまった。そこではユーシャはまだ勇者になる前だった。魔王はユーシャが勇者になる運命を改変すべくマオと名乗って冒険者学校で教師となり、暗躍を開始するが、転送前の記憶を持たないユーシャたち4人はマオの指導の下で偶然ながらも彼女の妨害を乗り越え、歴史通り冒険者としてのスキルを磨いていく。

冒険者学校には勇者に憧れるローナ姫もやってくる。ある日、一行はちびドラゴンの体内にいた記憶喪失のゴーレムメイゴと遭遇。彼女の記憶を呼び起こすため、ローナ姫が使ったレアカルタードでユーシャたちは魔王を倒した記憶を取り戻す。ローナ姫はメイゴを王国で保護しようとするが、マオはメイゴを見捨てられず、その場の勢いで魔王の姿になり、ローナ姫をさらって魔王城に立てこもる。魔王は勇者によって何度も倒されたことにより力を削られており、あと一度倒されれば消滅する運命だった。倒さなければ国が危機となる。長い間孤独だったマオはユーシャ達に倒されることを望む。それでもマオを殺したくないユーシャは、悩んだ末、勇者の剣をちびドラゴンに食べさせ、勇者をやめることにした。だがマオを倒さないと力を取り戻して国が滅ぶと知り、大慌てになる。だがメイゴの機転で魔王もちびドラゴンに一度食べさせることで魔王の概念を破壊し無力化することに成功。結果的に国もマオも救ったユーシャたちは再び学園生活に戻るのであった。

Wikipediaより引用

「えんどろ~!」の感想

最初からクライマックス!(文字通りの意味)

なんといっても最初に魔王を倒す場面から始まるのが印象的でしたね!文字通り最初からクライマックスです!笑

ユーシャ、セイラ、ファイ、メイの勇者パーティーが魔王を倒すために城まで向かい、やられそうなところで全員でカルタード(魔法が使えるカード上の魔法道具)を発動し、映像上ではそれによって魔王を異空間に閉じ込めて討伐が完了したような雰囲気でしたが、実はカルタード使用時の詠唱を間違えてしまっていて、勇者パーティーもろとも過去の世界に戻ってしまっていたのでした。

実は下調べをせずに視聴し始めたので、最初は「結構本格的なファンタジー作品なのかな・・・?」って思ったんですよね。よく導入に終盤のシーンを持ってくる作品あると思うのですが、「えんどろ~!」もそのたぐいなのかな?って思ったんです。そしてエンドロールが終わった後の日常風景を見て、さらに「ゲーム後の日常を映す作品か・・・?」と思ったのですが、どちらも違いましたね!まさか討伐失敗していたとは・・・笑。冒頭の映像で魔王が結構しっかり魔王だったので、ほんわかした作品だとわかってからも鬱展開にならないかちょっとハラハラしましたね!

普通に過ごすだけでも運命に引っ張られるのか、それとも・・・

ユーシャは日常ずっと勇者という役職を意識しているわけではないのに、強運なのか運命なのか、どんどんユーシャは勇者らしくなっていくのでした。

真剣なファンタジー作品で主人公たちが鍛錬することによって勇者となるような作品もわくわくして楽しいですが、こういうラッキー勇者な作品(?)も面白いですよね!意図しないでの強運はギャグ作品なので笑いポイントとしていい仕事してます!

ユーシャは勇者になりたいとは自称しておりますが、そのために何か行動しているわけではないんですが、困っている人がいれば無条件で助ける。いつでも前向きで、天真爛漫な性格は、実は勇者には一番必要な素質なのかもしれませんね!ストーリー上はどんどん勇者になっているユーシャって感じですが、そもそも彼女は勇者たるものの素質がもともと備わっていて、なるべくしてなったのかもしれませんね!

毎回のパジャマパーティーがかわいい

基本的には日常を映す作品なので、ゆるゆるとした雰囲気がとても心地よかったです!

特に後半はそんなになかったですが、前半の毎話開催されている勇者パーティーのパジャマパーティーかわいかったですね!偶然組んだパーティーって感じではありましたが、なんだかんだ仲の良さが伺えて毎回楽しみな場面でした!お茶はパーティー内で一番女子力がある(らしい)メイちゃんが準備してたんですかね。

1番好きなキャラクターは「マオ/魔王」

一番好きなキャラクターは、ラスボス(?)である「マオ/魔王」です!勇者パーティーの先生としても活躍しておりました!

マオちゃん先生、見た目がかわいいのもさることながら、なんか不憫なのがかわいくて良かったですね笑。最初は勇者パーティーの成長を阻害することで魔王としての運命を全うしようとしていましたが、ユーシャの天真爛漫で予測不能な行動を間近で見続けて、途中で魔王になることを諦めていました。
マオちゃん先生は運命によって最強の魔王になろうとしてはいましたが、風邪をひいたときにさみしくなっちゃったり、普段もなんだかんだ勇者パーティーの面々にまじめに授業を行ったり、根が悪というわけでがないっぽかったですね。冒頭の映像の厳つい姿も自分でなりたいと思ったわけではなくて魔王っぽいからって理由でしたしね。

マオちゃん先生もなんだかなんだ優しいですよね!最終回近くで魔王として振舞ったのも、メイゴが震えながらもローナ姫のところに行こうとしているのを見て、守られているのを自覚してからでしたね。冒頭だと弱体化してかわいい女の子になったってって印象でしたが、話が進むごとに、そもそもがかわいい女の子で、運命のせいでどうにか魔王になろうと努力しているってイメージになりました。魔王側の作品ってそんなにないですからね。勇者が勇者になるまでに葛藤があるように、魔王には魔王になるまでの葛藤があるんだなぁと感じました。最後は運命から解放されてよかった!

「えんどろ~!」はこんな人におすすめ

  • 普通の勇者冒険譚に物足りなさを感じ始めた方
  • 魔王側の視点も見たい方
  • 日常系でほっこりしたい方

12話できれいに終わるので気軽に見られるのも良かったですね!風味程度に百合要素もあるので、そういうのが好きな方にもおすすめです!

さいごに

ご一読いただきありがとうございました!
今後も様々な作品のレビューをしてまいりますので、次回もよろしくお願いいたします!
今回紹介した「えんどろ~!」は、以下から視聴可能ですので、ぜひ皆様も一度ご覧ください!

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