皆様こんにちは!アニオタです。本日は、2014年に放送された、椿いづみ原作の「月刊少女野崎くん」のレビューをいたします!
少しだけネタバレもあります!最後までぜひ読んでいってください!
「月刊少女野崎くん」のあらすじ
浪漫学園に通う女子高生・佐倉千代は勇気を振り絞り、かねてより想いを寄せていた隣のクラスの男子生徒、野崎梅太郎に告白を決意する。ところが野崎は、女性の筆名で少女漫画雑誌に連載を持つプロの漫画家という、もうひとつの顔を持っていた。佐倉は野崎に異性としての好意の告白をファンとしての告白と取り違えられたことから、ベタ塗り担当として野崎のアシスタントを務めることになる。無愛想で、いつも漫画の題材を集めることしか頭にない野崎の奇行の数々に振り回されながらも、佐倉は持ち前の社交性を発揮し、野崎のアシスタント仲間や、出版業界の人々、野崎の家族といった人々の間に交友関係を広げていく。一方、佐倉は野崎が自分のことを異性としてどう見ているのか読めず、悶々とする毎日を過ごすことになるが、実は佐倉自身が野崎の描く少女漫画『恋しよっ♡』のヒロイン、マミコの外見上のモチーフになっていたという真実を知らされずにいる。野崎の仕事場では佐倉のほか、悪ぶっているのに繊細な心を持つツンデレ男子の御子柴実琴、演劇部部長の堀政行、バスケ部の後輩の若松博隆といった学生たちが、それぞれアシスタントとして特殊効果・背景・消しゴムかけを担当しており、学校では彼らの交友関係を中心に物語が展開していく。堀の後輩で、演劇部で男役を演じる鹿島遊は、野崎たちが少女漫画を執筆していることを知らされていなかったことが原因で、先輩として敬愛する堀には女装願望があると勘違いし、その応援をしようとして的外れなフォローを繰り返すようになる。また若松は、佐倉の友人でがさつな性格の瀬尾結月から気に入られ、彼女こそが顔を知らない思い人「声楽部のローレライ」の正体であることを知らされないまま交際を続けることになり、野崎の漫画のモチーフにされる。やがて彼らの人間関係は横にも繋がっていき、堀は若松が声楽部の生徒に好意を寄せているという話から着想を得て、演劇部でミュージカルを催すことを思いつく。音痴が密かな負い目である鹿島は堀を失望させないため、佐倉の仲介で瀬尾に弟子入りするが、若松は鹿島のことを瀬尾の彼氏と誤解してひと騒動を繰り広げることになる。御子柴は友人である佐倉や鹿島から相談されたり、若松と瀬尾の関係の真相を把握することになったりと、友人たちの恋愛模様を俯瞰する立場となっていくが、ギャルゲーでしか恋愛を体験したことがない御子柴も彼らに有益なアドバイスをすることができない。そんな御子柴もまた、野崎からマミコの性格上のモデルにされていることを知らされずにいたり、野崎の弟で天才肌だが無気力な野崎真由との奇妙な交友関係を築くことになったりする。野崎の担当編集者である宮前剣と、前任の担当編集者である前野蜜也との腐れ縁や確執、そして前野の雑な仕事ぶりに振り回される漫画家の都ゆかりが、仕事のことを友達に隠しているためにおかしな誤解を広げていく経緯といったサイドストーリーも織り込みつつ、野崎とそのアシスタントたちは漫画家としての多忙な日々と、勘違いに勘違いの絡み合った日常を過ごしていく。
Wikipediaより引用
原作について
椿いづみ先生の作品は、「親指からロマンス」も「俺様ティーチャー」も読んだことがございます!少女漫画なのに、なんというかギャグの勢いがすごいですよね・・・!俺様ティーチャーの、受け身の練習の話を初めて読んだときは笑いました。完結まで追いかけられてよかったです!
上記二つの作品は少女漫画雑誌の「花とゆめ」で連載しておりましたが、今回紹介する「月刊少女野崎くん」は、出版社も変わりスクウェア・エニックスの「ガンガン ONLINE」で現在も連載が続いている作品です。
連載が始まったことを知った時は「え、花とゆめの作家さんがスクエニで連載!?」と少しびっくりしましたが、スクウェア・エニックスさんの作品はアニメになっている作品もいっぱいあったので、アニメ化の期待度も結構高かったです。
普段ほとんど少女漫画は読まないのですが、友人に勧められて花とゆめ、LaLaの漫画をいくつか読み好きな作品も結構あるのですが、スクウェア・エニックスの作品と比較するとなかなかアニメ化する作品が少ないような気もします。最近だと「フルーツバスケット」のリメイクですかね。だいぶ前だと「桜蘭高校ホスト部」も好きです。もっといろいろやってほしい。
「月刊少女野崎くん」の感想(若干ネタバレあり)
漫画ネタ満載のテンポの良いギャグアニメ
前回レビューした「スロウスタート」もですが、原作が四コマ漫画だとテンポが良いですね!起承転結がすごく短いスパンで来るので、ずっと見ていてもダレないので飽きないです。
私アニオタも一応絵を描く者なので、野崎くんは漫画の作業のネタとかもあってさらに楽しかったです!初めてトーン使ってみたときは私も絵まで切り刻みました!!堀先輩わかるぞ!!!笑
ちょっと話が脱線しちゃいますが、「月刊少女野崎くん」では編集担当の方とかも出てきます。あそこまで癖強い人はきっといないと思いますが、ガチャ的な要素はホントにありそうですよね・・・編集さん側から見た作家ガチャみたいなのもあるかもしれませんが・・・。人間関係はどの仕事も大変だ・・・。
キャラクターも個性豊か
学生の漫画って、意外とキャラクターの差別化が難しいと思うんですよね。服装も、制服が同じで差別化しにくいですし。ですが、「月刊少女野崎くん」は、周りのキャラクター全員個性があって、どのキャラクターも魅力的です。
なんというかこう・・・塩梅も良いですよね!あまりにも突拍子もないキャラクターというわけじゃなく、0.1%くらいの確率でもしかしたら自分の学校にもいるかも?くらいのレベルの・・・(いるのか・・・?)。野崎くんも千代ちゃんはもちろんですが、みこりんや演劇部の2人、結月&若松など、サブキャラみんなの様子も見たいって思う作品ってなかなかないと思います。
演劇部の2人、結月&若松は特に、恋愛感情なのかなんなのかあいまいな感じがとても良い!!
カップリング?もいっぱいで少女マンガ好きも満足できる内容
椿いづみ先生のデビューが少女漫画だったので、先程少し話しましたが恋愛要素?というかカップリング要素?が結構あります。
個人的一押しカップルはやっぱり野崎くんと千代ちゃんですね!頑張ってアタックする女の子好きです。周りのキャラクターはなんだかんだ癖がそこそこありますが、メインの二人に関してはほんわかしてるんですよね。こういうカップルが一番好きだ・・・。千代ちゃんもうちょっと報われてほしい・・・。
一番好きなキャラクターは「佐倉 千代」
一番好きなキャラクターは「佐倉千代」ちゃんです!単純にかわいい!!
前述しましたが、こういう積極的な女の子って、相手の男の子に対してほんとに一途なんだなぁと伝わってきてとても好きです!しかもとてもいい子・・・!
「月刊少女野崎くん」という作品は、サブキャラのほうがキャラ付けが強めなのですが、逆にメインのカップルがほっこりしているので実家のような安心感があります・・・!ギャグマンガだから二人だけでもそこそこハチャメチャですけどね・・・!
マミコの内面のモデルはみこりんですが、見た目のモデルは千代ちゃんです。入学式のハーフアップの千代ちゃんもかわいい。キャラデザのモデルにしてしまうくらいなので、千代ちゃんだという認識はなくても、野崎くんの記憶の中でも入学式での出会いは印象的だったのかなと感じました。
イラストですが、アニメ放送当時、千代ちゃんのリボンの柄からポケモンのパラスが一緒に描かれたイラストをよく見たので自分も描いてしまった・・・ゴメンネ・・・。
「月刊少女野崎くん」はこんな人におすすめ!
- ギャグアニメをお探しの方
- キャラクターのカップリングを見るのが好きな方
- 絵を描くのが好きな方
漫画制作を絡めたネタも結構あるので、絵を描くのが好きな方はさらに楽しめると思います!エンディングでデリーターのロゴを見て「うわああ!画材屋でよく見るやつだああ!!!」ってなりました笑
最終話では真由くんも出てましたが、これ二期はないのか・・・ぜひ放送してほしい・・・。
さいごに
ご一読いただきありがとうございました!
今後も様々な作品のレビューをしてまいりますので、次回もよろしくお願いいたします!
今回紹介した「月刊少女野崎くん」は、以下から視聴可能ですので、ぜひ皆様も一度ご覧ください!
結構最近のアニメだと思ってたのですが2014年・・・8年前・・・。